2013年6月14日金曜日

UE


2人だけだが、CCOO の読み方をスペイン人に聞いてみた。Comisiones obreras だと言う。Salamanca の辞書も見せたが、ce-ce-o-o も co-co も言わないという。Etecé も一蹴された。というわけで、この件に関しては取りあえず無難な線が確認された。

ついでに思い出して UE についても聞いてみたら Unión Europea だという答え。つまり u-e とは読まないとのこと。僕は u-e を聞いたことがないと言えるほどの確信はないが、Unión Europea が普通だと思っていたので、これも一安心。さらに面白かったのは、u-e は発音できるけれどもスペイン語 (の単語) らしくないというコメントだ。言われてみれば、母音だけでできているスペイン語の単語は、単音節の接続詞 y (e), o (u) や前置詞 a と haber の活用形 he, ha を除くとほとんど存在しないのではないだろうか。あ ahí があった。それから oí (oír) と hui (huir) と hay (haber) もそうか。これらは2番目の要素が i であるという共通点がある (二重母音を形成するか、i が核母音となるかどうかは異なる)。U-E はこのパタンに当てはまらない。ちなみに IU も同様で、Izquierda Unida と読むのが落ち着くという。こんなところに、僕が思いもつかなかったスペイン語らしさの感覚があるということを知って幸せな気分になったのだった。