ショックだったのは、そのように発音していたことではなくて、今までそれに気づかなかったことだ。確かに発音のしにくい語だという意識はあって、前からよくつっかかっていたのだが、それは「おさわがせ」と「おさがわせ」が鎬を削っていたからなのだろう。よく考えると、僕自身実際にどっちの発音を多くしていたのか分からないけれども、今の感覚だと「おさがわせ」の方が楽に発音できて違和感も少ない。
まあでも、「お騒がせ」なんてもともと使わないか。
と思ったとたん、「おさわがせ」の方が自然に感じられるようになって来た。頼りにならない話だが、ネイティブなんてそんなもんだ。ほら、また「おさがわせ」の方が良くなって来た。